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ニューヨーク、最悪？

ニューヨークに住んだことがある人は、必ず目にしてうんざりするものがあります。もちろんパリでも見かけたことはありますが、空を見上げると高層ビル、足元にはたくさんのゴミ袋、マットレスまで出ている！

アメリカやフランスで共通していることは、ゴミとして出されている物でも、

目ぼしいものは持って行ってしまいます。

例えば、椅子や本棚、そしてマットレスも不可能ではないと思います。ですから、

夜に出しておくと翌日に消えている可能性があります。

もちろん、フランスでは小さな本棚を持って帰ってきたことがあります！

ニューヨーク図書館

住んでいた当時、図書館を利用したことはありませんでした。

そこで、早速リバーサイド図書館（ウエストサイド、Riverside Library）の中に入ってみることにしました。

中は思ったよりも狭く、イメージ的には都内の区立図書館、と言う感じで、

本は一階にしかありませんでした。

（張り切って上の階に登っても、子供向けの本とアクティビティをやるスペースでした。）

本屋さんや図書館に入った時に共通してやることは、

日本に関連するものを見つけることです。

迷うことなく割と簡単にそれらを発見しました。

日本の漫画は世界中で流行っていますが、妖怪ネタも意外に人気があるようです。

スペインに住んでいた時は、スペイン語の先生に怪談のスペイン語版のDVDをコピーしてもらった覚えがあります。

カナダ・トロント観光

たった4日間のニューヨークは懐かしい人に会うことがメインで、

あまり観光をするつもりはなかったのですが、

その割には見るべきものを見た気がします。

特に、新しくできたエッジに登り、ニューヨークの街を一望できたのは良い経験になりました。

そして、帰国前日の夜、”高いところから街を一望”というテーマが頭の中で盛り上がっていました。

実は、格安チケットの都合でトランジットとなったカナダ・トロントで、乗り継ぎ時間７時間をどう過ごすかが問題でした。

そこで、一か八か、トロントで街を一望できないかネットで検索してみると、なんと、出てきたものはCN Tower (Canadian National Tower)という553.3mのタワーでした。

1976年に完成、世界で9番目に高いタワーだそうで、もちろん、展望台があります。

空港からUnion Pearson Expressで終点まで行き、徒歩でわずか数分。願ったり叶ったり。

翌日、ニューヨーク・ラガーディア空港からアメリカを離れ、トロント空港に到着。

ラガーディア空港、I love NY.と書いてありますが、ノルマンディでもI love NY (Normandy).と書いてあるお土産が売っています。

計画した通り、電車でダウンタウンへ。

（↑　空港からCNタワーへ行く電車Union Pearson Expressから。）

全て計画通りにうまく運び、人もそこまで多くなく、すぐに展望台に登れるエレベーターに乗れました。

そして一番上から街を一望、もしかしたら、二度と来ないかもしれない、と思って張り切って写真を撮影しました。

わずか30分程度の滞在でしたが、しっかり堪能して空港へ戻り、ついにパリへ。

シャルル・ド・ゴール空港に着いて、フランス人のフランス語を聞いた瞬間にホッと、

我が家に戻った安心感が込み上げてきました。