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万聖節(ハローウィン)のバカンス

フランスでは11月1日が諸聖人の日(トゥサン)で、カトリックの祝日です。この日、カトリック教会はすべての聖人を称えます。フランスの祝日はカトリック行事に忠実な部分が多く、この時期は夏休み後、新学年がスタートして初めての長いお休みになります。このバカンスは地域に関係なく、学校に通う子達は2022年の場合は10月22日から11月6日まで骨休めができます。私はその時期を利用してアメリカに行く用事があったため、今回はその体験記をお話ししたいと思います。

 

ノルマンディーから海外に行くためには

 

ノルマンディーの田舎に住んでいると、当然、最寄りの空港から簡単にアメリカに飛ぶことはできません。そのため、まずはパリに出なければなりません。電車で移動すると、単純に計算して4時間は必要です。しかもフランスの国鉄はあまり定刻通りに列車が来ることは期待していないため、余裕を持たなければなりません。今回の飛行機は午後1時発だったため、前日に家を出てパリで1泊することにしました。(出発の数日前にストライキがある話も聞いていたので、ますます、前日移動は賢明な選択となりました。)

ちなみにパリ市街からシャルル・ド・ゴール空港に行く簡単な方法は、オペラ座の横から15分おきに出発するバスが便利です。電車で行けないことはありませんが、バスは寄り道をせずに直行のため、荷物がたくさんある場合はおすすめです。

いざアメリカへ

 

パリからアメリカの主要都市に行くのは簡単で、例えばパリとニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンDC、など、直行便がバンバン出ています。しかし、フロリダに行く用事があったこともあり、カナダ経由となりました。しかも乗り継ぎ便のタイミングが悪く、モントリオール経由トロント、そしてトロント一泊、翌日はトロントからワシントンDCを経由してフロリダ、という面倒な事態になりました。飛行機に乗った瞬間にアクセントが違うカナダ流のフランス語に面食らって、改めてフランス語の実力のなさにがっくりでした。(フランス人はみんな、フランス人も字幕が必要だと笑いますが!)

 

ちょっとした出会い

 

無事にトロントに到着して空港のそばのホテルに宿泊し、前日に受付で翌日の空港直行シャトルバスを予約しました。フライト時間を聞かれたので、午後4時と伝えたところ、「じゃあ、12時半のバスリストに載せておきます。」とのこと。ところが翌朝、受付の女性は「午後1時のバスしか乗れません。」と言うので、前日の夜に12時半と言われた、と主張、バスの担当に電話をしてくれました。結果、12時のバスに空きがあるから、それに乗れることになりました。喜んで外に出てバスを待っている人たちに合流しようとしたところ、なんと、見覚えのある犬種が白人のきれいな背の高い女性とバス待ちをしている様子。思わず、「ジャパニーズ・シィバ・イヌゥ」、と英語で叫んでしまいました。すると女性が、「この子は日本語の名前で、アキヒコと言います。」と微笑んで教えてくれました。(写真)空港までの道中、彼女はロシア人で、ロシアでも柴犬や秋田犬は流行っているし、最近ではハスキーとポメラニアンのミックス、Pomskyも流行っていると教えてくれました。躾が行き届いたアキヒコは大人しく、バスに乗っている20分間、一言も喋りませんでした!(笑)

 

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